東京周辺のお祭りに行ってきました>東京のお祭りに行ってきました>出世の石段祭 |
2年に一度9月22日〜24日(出世の石段祭は23日) | ||
2018年9月24日 | ||
東京都港区愛宕1-5-3 | ||
ものすごく急な石段をお神輿が行き来する姿はとても勇壮でした | ||
愛宕神社は愛宕山(標高26m)の山頂にあります。ちなみに、愛宕山は東京23区内ではもっとも高い山になります。 山頂まではものすごく急な石段があり、曲垣平九郎の故事にちなんで「出世の石段」と呼ばれています。
愛宕神社は徳川家康の命により、江戸の防火を願って、1603年に創建されました。 この愛宕神社で隔年ごとに例大祭が行われ、お神輿の渡御で、ものすごく急な石段をお神輿が行き来します。
このお神輿の行き来する姿はてとも勇壮で、お祭りのメインと言えます。
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15時30分前に愛宕神社の石段の前にやってきました。石段の下はすでに人だかりでいっぱい。 すぐに、石段の上から掛け声とともに、先導のお神輿がゆっくりゆっくりと降りてきました。
このあと、実際にこの石段を登ったのですが、ものすごい高さと急こう配で少し足がすくんでしまいました。そのような石段を降りてくるのですから、ゆっくりでもかなり怖いと思いました。 先導の小ぶりのお神輿のあと、いよいよ本神輿の登場。こちらはさきほどのお神輿と比べて、ひとまわり大きい。 同じく大きな掛け声とともに、石段をゆっくりゆっくりと降りてきました。お神輿が見えると、見学者からの拍手が聞こえてきました。
本神輿が下まで降りたら、大きな拍手。2基のお神輿はそのまま街中に出ていきました。 私はお神輿一行についていかず、石段を登って本殿へ。 石段を登りながら、なんどか振り返りましたが、あまりの高さに足がすくんでしまいました。
石段を登り切った先には、拝殿と本殿がありましたが、すでに参拝者の大行列。
末社の参拝と御朱印をいただき、境内を散策したあと、石段を降りました。 |
お神輿の一行を発見。虎ノ門ヒルズなどの街並みに、2基のお神輿。最新と伝統、なんだか不思議な風景でした。
19時頃に行われるお神輿の帰還までしばらく休憩しました。 |
18時過ぎ、すっかり日も落ちてきました。提灯にも灯りがついて、とても幻想的な雰囲気でした。 18時30分過ぎに、お神輿一行が石段の下に到着しました。
石段を上がる前の緊張感がヒシヒシと伝わってきました。
18時50分頃、掛け声と手拍子とともに、先頭のお神輿が上がりはじめました。
上まで登り終わると、大きな拍手が起こりました。
いよいよ本神輿が駆け上がる番です。まずは高張提灯がゆっくりと石段を登りはじめました。
本神輿もゆっくりゆっくりと上がりはじめました。暗闇にともる提灯の光がとても幻想的でした。 同じく上まで登り切ったところで大きな拍手が起こりました。 このあと、拝殿前で神事が続きますが、もう1回石段を上がる体力と気力がなく、ここで帰りました。 東京のビジネス街のど真ん中のお祭り。虎ノ門ヒルズなどの最新の街並みと伝統あるお祭り(しかも奇祭)が共存する景色はとても面白かったです。 |