東京周辺のお祭りに行ってきました>千葉のお祭りに行ってきました>三十三周年式年大祭 |
三十三年に1度、4月の第1土・日・月曜日 | ||
2017年4月2日 | ||
千葉県市原市八幡4-2-1 | ||
葛飾八幡宮、三十三年に一度、“八幡さま”の大巡行 | ||
葛飾八幡宮の「三十三周年式年大祭」は、三十三年に1度行われる貴重なお祭り。 お祭りでは、葛飾八幡宮の宮神輿や子供神輿、山車、稚児行列が町内を巡行します。
また、期間中には神楽殿や特設舞台などでは神事芸能や演芸大会が賑やかに催され、斎館では奉納弓道大会と奉納剣道大会が行われます。 本八幡の町を挙げての一大イベントのようです。
今回は大祭のメインイベントであろう、“宮神輿の御霊還し”と“宮神輿宮出し”を見に行きました。 宮神輿の御霊還しは、御神体である“八幡さま”に宮神輿へ移っていただきます。
宮神輿宮出しは、八幡さまを乗せた宮神輿が随神門から出発するところになります。 |
本八幡駅の北口を出て、京成八幡駅を越えたところに、葛飾八幡宮はあります。 ご存知のように、駅名にある「八幡(やわた)」はこの葛飾八幡宮から来ています。 駅から葛飾八幡宮までの沿道は、三十三年周年式年大祭の幟が立っており、お祭りを盛り上げていました。
大きくて立派な朱塗りの随神門が見えてきました。参道の両側には、作り物ですが、桜の花が綺麗。 本物の桜はまだつぼみの状態であり、開花には少し早かったようです。
随神門を越えて、さらに参道を進むと拝殿に到着。 拝殿の前には、大きな宮神輿と普通サイズの御神輿が置いていました。
9時に宮神輿の御霊還しははじまります。 お祭り開始の時間になると、太鼓の音が会場に鳴り響きました。大地に響くような低い音がお祭りの雰囲気を盛り上げました。 ほら貝を吹く山伏を先頭に、神主さんたちが拝殿前の神事会場に入ってきました。
宮神輿の前に神主さんたちが座り、準備完了。 八幡さまを宮神輿に移す“宮神輿への御霊(みたま)下ろし”の儀式がはじまりました。
お祓い、祝詞(のりと)の奏上、玉串の奉納とたんたんと進んでいきました。
途中、紙吹雪を宮神輿に散らしていました。
玉串を奉納し、儀式は終了。宮神輿に八幡さまは移ったようです。
次は、舞台を随神門に移して、宮神輿の宮出しです。 |
八幡さまを乗せた宮神輿は拝殿前の神門を出て、随神門に移動。
宮神輿がすぐヨコを通ったのですが、とにかく大きくて迫力満点でした。
宮神輿に続いて、普通サイズの御神輿も出てきました。
朱色の随神門の前に、宮神輿はスタンバイ完了。宮神輿を中心とした巡行行列が出来上がりました。 いよいよ、宮神輿の宮出しがはじまりました。
ちなみに大祭は、4/1(土)、4/2(日)、4/3(月)の三日間行われ、宮神輿の御霊還しと宮神輿の宮出しは2日目に行われました。
いよいよ巡行行列がスタートしました。 トラックに乗った祭囃子を先頭に、榊を持った神主さん、手古舞、提灯、そして、宮神輿と御神輿と続きました。
最後尾は乗馬した神主さん。 巡行行列は、参道を進み、大鳥居を出て、八幡の町へと出て行きました。 スクランブル交差点も車を止めて、御神輿が通りました。 道路は大渋滞。33年に一度のイベントですから・・・・・・。
本八幡の駅前にも御神輿が登場。
宮神輿は八幡の町を練り歩き、16時前に葛飾八幡宮に戻っていきます。 次の大祭は33年後の2050年だそうです。その頃まで、生きているかな(笑)。 ただし、3年に一度の10月に「八幡祭」が行われ、そこでも御神輿が登場するようです。 |